metaSAN COnfiguration

metaSANの主な役割は共有ファイルに対する書き込み権の管理です。metaSANはファイルに対する書き込みを制御し、同時に複数のクライアントが一つのファイルに書き込みを実行することの無いようにコントロールします。また、アプリケーションからの書き込み要求、読み込み要求を見て、大容量ファイルや連番ファイルへのリクエストと判断した場合、効率の良いデータ転送を実行します。
metaSANはWindows,または、Mac OS Xのネイティブファイルシステムのメタデータをそのまま利用しています。従って、専用のメタデータコントローラは必要としません。metaSANが管理するSANでは、書き込み権の要求に対する許諾、SANメンバーにファイルの更新情報の通知等の役割を果たすMetadata Masterが存在します。

metaLANlogo  
metaLANはmetaSANの姉妹ソフトウェア製品です。metaLANをインストールしたネットワーククライアントは、metaSANメンバーを介してSAN共有ストレージにブロックレベルでアクセスすることが可能です。metaLANクライアントはファイルサーバー経由のファイルアクセスと異なり、ネットワーククライアントが共有ストレ—ジをローカルディスクとしてデスクトップにマウントし、アプリケーションから直接データにアクセスが可能です。 既設の1Gb Ethernetや、10Gb EthernetをSANストレージアクセスのインターフェスとして兼用することができます。

metaLAN Gateway

 

Bandwidth Quota

 

metaLANメンバーはmetaSANメンバーを介して、ブロックレベルで直接SANストレージにアクセスします。その意味で、metaSANメンバーはSANストレージへのゲートウェイと言えます。更に、metaLANはゲートウェイの役目を特定のmetaSANメンバーに固定しません。metaLANは負荷の少ないmetaSANメンバーを選択して、SAN共有ボリュームにアクセスします。metaSANメンバー経由のストレージアクセスに障害が発生した場合、SANボリュームへのアクセスは他のmetaSANメンバー経由にフェールオーバーし、ユーザーに意識させること無くデータへのアクセスを継続します。

 

metaSAN / metaLANは各メンバーに、データ転送の帯域を割り当てることができます。この機能をBandwidth Quotaといいます。低いバンド帯域でも充分なコンピュータによってデータ転送用帯域が専有され、高速、大容量データ転送を必要とするコンピュータが必要なバンド帯域が確保できずに、オペレーションに支障をきたすような状況を防ぐことができます。Bandwidth Quota機能により、各メンバーの役割に応じ、ストレージの総データ転送能力(MB/秒)を割当、管理することができます。